住宅をリフォームして、安心安全にしたり住みやすくしたりすることで、補助金がもらえたり優遇制度があったりするのをご存知ですか?こちらの記事では、住宅リフォームでなぜ補助金がもらえるのかということや、実際にもらえる補助金の種類についてご紹介していきます。
リフォームをした時、なぜ補助金がもらえる?
はじめに、リフォームしたときに補助金がもらえるようになった経緯などをチェックしていきましょう。
建物の品質基準をクリアするリフォームをする時に支給
日本では、建物の品質の基準を決めて水準を保っていますが、その基準は年々厳しくなっていきます。そのため、古い建物は基準を満たさなくなってしまうので、その古い建物の品質を現在の水準に上げるためのリフォームに、補助金を渡して一部援助をするという考えがあるのです。
耐震や断熱、省エネ、長寿命がポイント
地震の多い日本ならではの「耐震」、冷暖房効率をアップする「断熱性能」の高さや太陽光発電による「省エネ」、諸外国に比べて日本の建物寿命は短いとされているため、住宅費の負担を減らすための「長寿命」など、これらに関わるリフォームに対して補助金がもらえるようになっています。
補助金制度や補助金額について具体的に紹介
上記では、補助金が支給されることになった経緯や、どのようなポイントが補助金の対象になるのかを紹介しましたが、実際にどのような補助金が支給さされるのを具体的にチェックしてみましょう。
高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業
屋根や窓、壁や床などにリフォームをして、断熱効果を施したときに、補助金が支給されるかもしれません。一定の省エネ効果が見込まれると判断された場合、一戸建てなら最大120万円、マンションなら1戸につき最大15万円が支給されると言われています。
次世代住宅ポイント
こちらは、2019年に消費税が10%に増税されたことから、その後に住宅を取得したりリフォームした人を対象にポイントを発行してくれるという制度。環境や、安全安心、健康長寿、高齢者対応、子育て支援、働き方改革に関するような工事が行われると、30万ポイントを限度に発行されます。だた、商品に交換はできますが、ポイントを使ってリフォームに使うことはできないので注意が必要です。
次世代省エネ建材支援事業
こちらは、住みながらリフォームするのを希望する人に適している補助金。住まいの中から施工することができる高断熱パネル、潜熱蓄熱建材を使ったリフォーム、それと同時にドアや窓などのリフォームを行なった場合に、最大200万円支給されます。
まとめ
こちらの記事では、リフォームをすることでもらえる補助金について解説しました。リフォームをすることは、安心して住める住まいに直して、長く快適に、安全に住めるようにするということです。リフォームを検討しているなら、上手に補助金制度を使って安心安全の住まいにリフォームしてみませんか?