家を長持ちさせるリフォームといえば外壁塗装!予算とメリット!

家の外壁は経年劣化しやすく、見た目も家の強度にも大きく影響する大事な部分です。家を購入してから一番最初の大掛かりなリフォームが、外壁塗装だったという方も多いかもしれません。リフォームで外壁塗装を行う際に、覚えておいたほうがいい知識をご紹介します。

外壁塗装をしないとどうなるか

雨や風、乾燥、紫外線、虫、植物、地震など、様々な外部からのダメージを直接受けるのが家の外壁です。塗装が剥がれていたり、外壁がすでに破損が見られるような場合はもちろん、外から見て何のダメージもなくても劣化は進んでいます。目安として外壁は10年に一度はリフォームを検討すべきでしょう。

塗装をすることで見た目が綺麗になるだけでなく、汚れの付着を防ぎ、防水性を高める効果があります。ひび割れがあるとそこから雨水が建物の内部に入り込み、柱や土台部分の木を腐らせる危険が高まります。結果、家の内部の劣化も進めてしまうのです。

定期的に外壁塗装を行うことは、長く家に住むための必須条件といっても良いでしょう。また、塗料によっても外壁の強度を強める効果が様々あります。防水性の高い塗料はもちろん、太陽光の紫外線に強いタイプ、断熱効果があるタイプ、とにかく耐久性の高いタイプなど、様々な種類の塗料があるので、家の立地や気候に応じても慎重に検討する必要があります。外壁塗装は、「単に好みのデザインにすればいいというものでもない」のです。

外壁塗装の予算

外壁塗装の予算ですが90〜200万程度と考えれば良いでしょう。例えば既存の外壁を塗装し直すだけであれば、90万〜120万程度、外壁の素材の張り替えや塗料の塗り分けがある場合は工程が増えるごとにどんどん予算が上がっていきます。

基本的には仮設足場費、外壁塗装費用、洗浄費は必ず発生すると考えれば間違いないはずです。この費用に加えて、施工の内容に応じて加算されていくというわけです。

外壁塗装のメリット・デメリット

外壁塗装は仕上がりが新築の家らしい雰囲気になり、リフォームしたという満足感は大きいものがあります。色も好みのものを幅広く選ぶことができ、塗料が乾けばリフォーム終了なので仕上がりが早いです。

一方で、すでに外壁内部まで劣化が進行している場合は対処できません。その場合は外壁の張り直しが必要になり、コストが高くなります。サイディング材を使って新しい壁を作り直すのです。

外壁の状態をよく見て外壁塗装か他の施工方法か見極める

外壁塗装は外壁がまだ物理的な破損を受けていないタイミングで行う必要があります。定期的に外壁塗装を行うことで、気分も変わりますし、家自体の強度を保つことが可能です。外壁の張り直しが必要になりコストがかさむ前に、外壁塗装を検討しましょう。